車のバッテリーの寿命はおおよそ3~5年ほどと言われていますが、その年数は使用する環境によって大きく変わります。
使い方次第では寿命を縮めてしまったり、逆に延ばすこともできます。
最近のバッテリーは高性能であるがゆえにパフォーマンスの低下がわかりづらく、まだまだ大丈夫と思っていてもある日突然寿命がきてしまうこともあるため、定期的な点検・交換をおすすめします。
車のバッテリーはエンジンがかかっている時に、オルタネーター(簡単に言うと発電機のようなもの)の余剰電力を利用して充電される仕組みです。
通勤などで車を使っていて、毎日長い距離を乗っているのであればバッテリーは適度に充電されます。
一方で、月に1回も乗らなかったり、車に乗る回数は多いけれども短い距離でしか乗らない(いわゆるちょい乗りが多い)ような乗り方は、バッテリーの寿命を縮める乗り方と言えます。
このような乗り方では十分な充電が行われず、またエンジンがかかっていない間にもバッテリーは放電し続けているため、慢性的な充電不足の状態になり、バッテリー上がりを起こす可能性が高くなります。
この他にも、夜間走行はヘッドライトなどでどうしてもバッテリーへの負担が大きくなるため、車に乗るのは夜間ばかりという場合にも注意が必要です。
車のバッテリーは乗り方次第で寿命を延ばすことができます。
正確には、バッテリーの寿命を延ばすというよりは、乗り方に気を付けることでバッテリーの寿命が縮むのを防ぐことができます。
あまり車に乗らないという方や、ちょい乗りばかりという方も、できれば2週間に1回(少なくとも月に1回)30分程度を目安に車を走らせて、バッテリーを充電することをおすすめします。
バッテリー上がりとは、電気の使用量がバッテリーに蓄えられた電気の量を上回り、放電状態になることです。
「バッテリー上がり」=「バッテリー寿命」というわけではなく、まだ新しいバッテリーであってもバッテリー上がりを起こす可能性はあります。
バッテリー上がりの原因としては、
などがあります。
バッテリー上がりの原因がバッテリーの劣化や故障以外の理由であれば、充電すればまた使えることがほとんどです。
しかしバッテリーの劣化が原因でバッテリー上がりを起こした場合、蓄電量が少ないため充電してもすぐに使用できなくなります。バッテリーの寿命は平均で3~5年ほどですから、もし2年以上使用しているバッテリーが上がってしまった場合には寿命を疑ってみる必要があるでしょう。
車のバッテリーの寿命を縮めるのも延ばすのも乗り方次第です。
大切な愛車に長く安全に乗るために、定期的な点検がおすすめです。
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