車のバッテリーの電圧の目安は?電圧低下とバッテリー劣化の関係性

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車のバッテリーの電圧は何Vが正常値?

車のバッテリーの公称電圧は12Vですが、満充電時の実際の電圧は12.8V前後です。

また車両に搭載した状態のバッテリーの電圧の正常値の目安としては、エンジン停止時で12.5V~13.0V、エンジン始動後で13.5V~15.0Vほどです

車のバッテリーの電圧が低い原因は?

①バッテリーの充電不足

車のバッテリーはエンジンがかかっている時に、オルタネーター(発電機)の余剰電力を利用して充電される仕組みですが、長期間乗らなかったことによる放電やちょい乗りばかりで充電しきれていない場合、バッテリーの電圧が低下します

劣化の進んでいないバッテリーであれば充電することで回復が見込めますが、バッテリーの劣化が進んでいて寿命が近い場合、たとえ充電しても電気容量はほとんど回復しないため、バッテリー交換が必要です。

②オルタネーターの不具合

エンジン始動後の電圧が13Vを下回るような場合や、バッテリーを交換したばかりなのにまたすぐにバッテリーが上がってしまったというような場合、オルタネーターの不具合の可能性が考えられます。

逆に電圧が上がり過ぎるような場合は、レギュレーター(整流や電圧制御を行うパーツ)の不具合も考えられます。

電圧低下でチャージランプは点灯する?

充電警告灯(チャージランプ)は、バッテリー本体の電圧低下を知らせるものではなく、発電電圧の低下を知らせるもので、バッテリーへの充電系統(オルタネーターやベルトなど)に異常が発生しているときに点灯します

つまりチャージランプの点灯は、エンジンが回転しているにもかかわらずオルタネーターが発電していないか、または発電量が少ないため、バッテリーが充電できていませんという警告です。

そのまま走行を続けるとバッテリー上がりを起こす可能性があるため、チャージランプが点灯したときはできるだけ速やかにロードサービスや最寄りの整備工場に相談することをおすすめします。

電圧でバッテリーの劣化具合は判断できる?

バッテリーの電圧だけでバッテリーの劣化や寿命を判断することはできません

目視による外観の点検、液量、比重、電圧、内部抵抗、使用年数や使用環境などから総合的に判断します。

テスターでの診断

バッテリーの電圧や内部抵抗などの測定には専用のテスターを使います。

測定方法はテスターのメーカーや機種によって異なりますが、大きく分けると次の3つがあります。

・ロードテスター方式
バッテリーに負荷を掛けて、放電させた時の電圧を測定する方法です。

・インピーダンス法

バッテリーの内部抵抗(インピーダンス)を測定する方法です。

・コンダクタンス法

コンダクタンス技術(特許)を用いて、電気の流れやすさ(コンダクタンス)を測定し、それをCCA値に置き換えて表示する方法です。

📝CCAについて

CCAとはコールドクランキングアンペア(Cold Cranking Ampere)の略で、簡単に言うとバッテリーのエンジン始動性能を表す値です。CCA値が大きいほどエンジンがかかりやすいということを示します。

バッテリーは劣化するとCCAが減っていきますが、劣化前(バッテリー出荷時)のCCA値を基準として、測定したCCA値が70%未満がバッテリー交換のボーダーラインと言われています。

まとめ

電圧はあくまでもバッテリーの劣化具合の判断材料のひとつに過ぎず、電圧の低下だけでバッテリーの寿命を決めることはできません。

最近のバッテリーは高性能であるがゆえに弱っていることがわかりづらく、まだまだ大丈夫と思っていてもある日突然寿命がきてしまうこともあります。

バッテリーの突然死を防ぐためにも、定期的な点検・交換がおすすめです。

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