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ETCに関して

2025-05-30
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【注意喚起】あなたのETC、使えなくなるかも?ETCの有効期限問題とは

2025年以降、一部のETC車載器が使えなくなる可能性があることをご存知でしょうか?ETC(Electronic Toll Collection System)は日本の高速道路にとって欠かせない存在ですが、実は**古い規格のETC車載器(特にETC1.0)**には寿命があります。

本記事では、なぜ使えなくなるのか、対象となる機器の確認方法、今後の対応について分かりやすく解説します。


■ なぜETC車載器が使えなくなるのか?

ETCには「車載器」と「道路側の通信設備」があり、互いに暗号通信でやり取りしています。この通信には**セキュリティキー(暗号鍵)**が使われており、実はこのキーには有効期限があります。


■ 対象となるのはどのETC車載器?

2025年から2030年にかけて、2005年以前に製造されたETC1.0車載器が順次使用不可になると見込まれています。

【ポイント】以下のような車載器は要注意!

あなたの車載器が該当するかどうかは、車載器管理番号やメーカーの公式ページ、またはセットアップ店で確認できます。


■ ETC1.0とETC2.0の違い

項目 ETC1.0 ETC2.0
利用開始 2001年〜 2015年〜
主な機能 高速料金決済 高速料金+ITS情報連携(渋滞回避・災害情報等)
セキュリティ更新 不可(交換が必要) 長期利用を前提(今後更新可能)

ETC2.0は将来の車両インフラ連携を見据えた仕様で、国土交通省も新規導入の推奨をしています。


■ どうやって確認・交換すればいい?

✅ 自分のETC車載器が対象かを確認するには:

  1. 車載器に貼ってあるステッカーの製造年月を確認。

  2. 管理番号をメモし、メーカーの公式サイトまたは問い合わせ窓口で有効期限を確認。

  3. 心配な場合はカー用品店やディーラーで点検依頼を。

✅ 車載器の交換方法:


■ 補助金制度はあるの?

過去にはETC2.0新規導入に対する補助金制度(最大10,000円)などもありました。2025年時点でも、特定の時期や条件で補助が行われる可能性があります。最新情報は国土交通省や高速道路会社(NEXCO)公式サイトをチェックしてください。


■ 使えなくなったらどうなる?そのままにすると…

安全性・利便性の観点からも、早めの交換・確認が強く推奨されます


■ まとめ:ETCは「取り替え時」かも?

今や当たり前になったETCですが、その中身は技術の進化とともに変化しています。古い車載器をそのまま使っている方は、「壊れてから」では遅いのです。

「まだ使えるから大丈夫」ではなく、**「もう交換の時期かもしれない」**という意識を持つことが重要です。