この時期になると、さすがにエアコンを作動させる方がほとんどだと思いますが
家庭用エアコンと同じで、急に冷房を使ってみてなんだか変な臭いが…
これはだいたいエアコン内部のカビが原因でございます( *´艸`)
この業界に20年もいると外観でなんとなく、あーこの車エアコン臭いそうだなぁって
わかるようになってきました(; ・`д・´)
そもそもなぜカビが発生するのか!
色々と要因はあるかと思いますが、やはり一番多いのは
冬場に暖房のみ使用してしまって、ACを切っているからなんです!
燃費は悪くなりますが、冬場でもオートエアコンを使用して、年中ある程度エアコンを作動させてくださいね。
あと中古車を購入する際は冬場でも必ずエアコン吹き出し口のチェックをして異臭が無いか
確認される事をおススメします!
という事で、エアコンがカビた時の対処と構成部品も少し触れておきます♪
目次
エバポレーター(Evaporator) は、自動車のエアコンシステムの中で「冷風を作り出す重要な部品」です。
冷媒(れいばい)ガスを気化させて熱を奪う
エバポレーターの内部を冷媒が通過することで、周囲の空気の熱を奪い、空気が冷却されます。
冷たくなった空気を室内へ送る
扇風機のように送風ファンがその冷えた空気を車内に送り出します。
通常はダッシュボードの内部にあり、見えることはありません。エアコンフィルターの奥に位置していることが多いです。
カビ臭いニオイ:エバポレーターに湿気が溜まり、カビが繁殖することがあります。
冷えが悪い:冷媒ガスの漏れやエバポレーターの目詰まりが原因になることがあります。
結露による水漏れ:排水ドレーンの詰まりが原因で、車内に水が漏れることも。
エアコンフィルターを定期交換する
エバポレーター洗浄スプレーを使う
エアコン内部洗浄を業者に依頼する
車のエキパンと呼ばれる部品も触れておきます♪
エキスパンションバルブは、車のエアコンシステムの中で「冷媒の圧力と流量を調整する重要な部品」です。
冷媒がエバポレーターに入る直前で、高圧から低圧に一気に減圧することで、冷却効果を生み出します。
機能 | 内容 |
---|---|
減圧 | コンデンサーから来た高圧の冷媒を、エバポレーターに入る前に低圧にする。 |
冷媒の噴射 | 冷媒を霧状にしてエバポレーターへ送り、効率よく熱交換させる。 |
流量の調整 | エバポレーターの温度に応じて冷媒の量を調整し、過冷却や冷却不足を防ぐ。 |
通常、エバポレーターの入口に設置されています。エアコンシステム内の「液管と気管の分岐点」となる部分です。
エアコンが冷えない:バルブの詰まりや故障で冷媒がうまく噴射されない。
冷媒の流れ音がしない:異音がなくなった場合、冷媒が流れていない可能性。
冷媒圧力の異常:整備士が点検時に高圧・低圧の異常を検知することがあります。
真夏を迎える前に是非エアコンの動作チェックを忘れず行ってくださいませ~(*’▽’)