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自動車の歴史において、フランス車ほど「情緒」と「機能」を高い次元で融合させてきた存在はありません。その中でも、現行プジョーの躍進を象徴するフラッグシップSUV「3008」。今回は、2024年式、走行わずか8,000kmという、新車に近いコンディションを維持したプジョー3008 GTエグゼクティブ・エディションをご紹介します。
この一台は、単なる中古車ではありません。新車登録から間もない鮮度と、限定車にふさわしい豪華装備を纏った、賢明なオーナー様のための特別な一台です。
プジョー3008のフロントマスクを目にした瞬間、誰もがその独創性に目を奪われるはずです。フレームレスグリルがボディサイドまで溶け込むようなデザイン、そして「セイバー(サーベル)」を彷彿とさせる垂直のLEDデイタイムランニングライト。
今回ご紹介する個体は、都会のコンクリートジャングルにも、週末のワインディングにも美しく映える**グレー(プラチナ・グレー)**を纏っています。フランス車特有の絶妙な中間色は、光の当たり方によって彫刻的なボディラインを強調し、SUVでありながらクーペのようなエレガンスを漂わせます。
全長 4,450mm × 全幅 1,840mm × 全高 1,630mm
ホイールベース 2,675mm
この絶妙なサイズ感は、日本の都市部での取り回しの良さと、後席の十分な居住空間を両立させています。
ドアを開けた瞬間に広がるのは、プジョー独自の設計思想「i-Cockpit」による別世界です。小径ステアリングと視認性に優れたデジタル・アドバンスド・ヘッドアップインストルメントパネルが、ドライバーをコックピットへと誘います。
この車両の最大のハイライトは、グレード名にもある「エグゼクティブ」にふさわしいインテリアの質感です。
ナッパレザーシート: 柔らかく、肌に吸い付くような最高級の本革を採用。
パワーシート&シートヒーター: 季節を問わず、理想的なドライビングポジションと快適性を提供します。
パノラミックサンルーフ(オプション装備): 開放感あふれる車内環境が、ドライブの質を一段引き上げます。
さらに、室内は禁煙車として維持されており、レザーの香りと清潔感が保たれています。前オーナー様がいかにこの車を大切に扱ってきたかが、シートのサイドサポートの張りやテカリのなさからも見て取れます。
心臓部には、定評のある1.6L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載。最高出力180ps、最大トルク250Nmを発生するこのユニットは、最新の**8速オートマチック(EAT8)**と組み合わされ、驚くほど滑らかで力強い加速を実現します。
プジョーの代名詞である「猫足」は、この3008でも健在です。路面の凹凸をしなやかにいなしつつ、コーナリングでは路面を離さない粘り強さ。SUVに乗っていることを忘れさせるほどの軽快なハンドリングは、ドライバーに運転する喜びを思い出させてくれます。
JC08燃費:17.5 km/L
車両重量:1,520 kg
軽量なボディと多段化されたATにより、環境性能とダイナミズムを高いレベルで両立。長距離のグランドツーリングでも、疲れ知らずの走行が可能です。