日本では地震や台風集中豪雨などさまざまな自然災害が毎年のように発生しています。
2026年7月には熊本県を中心に大きな地震が発生し、
熊本地震では「道路が使えなくなる」
普段は便利な移動手段である「車」ですが、
今回は熊本地震と千葉豪雨をきっかけに**「
地震が発生すると建物だけでなく道路や橋、トンネル、
2026年7月28日に発生した熊本地震でも国土交通省は道路の規制状況や「通れるマップ」を公開し、
災害直後は
など普段とはまったく違う状況になる可能性があります。
つまり、「車があるからどこへでも行ける」
むしろ災害直後は道路を緊急車両や救援物資の輸送車両が使用することもあります。
国土交通省が定める「緊急輸送道路」は災害発生直後から避難・
必要のない車での移動を控えることは自分自身の安全だけでなく、
熊本地震では避難所だけではなく、商業施設の駐車場や公園、
地震後も余震が続いたことで建物内で過ごすことに不安を感じ、
車には、
「移動するための道具」だけではなく、「一時的な避難スペース」
という側面もあります。
ただし、車中避難にも注意点があります。
長時間同じ姿勢で過ごすことによる体調への影響、
また、エンジンをかけたまま車内で過ごす場合には排気ガスによる一酸化炭素中毒などにも注意が必要です。
「車があるから安心」ではなく、車を避難手段の一つとして上手に
一方、千葉豪雨から考えたいのが「水害と車」の問題です。
大雨が降ると道路の冠水や河川の増水、
ここで特に注意したいのが、
「このくらいの水なら車で通れるだろう」
という判断です。
冠水した道路を走行すると車両の床面を超える水深ではエンジンや電気装置などに不具合が発
さらに、水深がドアの高さの半分を超えると車外からかかる水圧によってドアを開けることが非常に困難になる
つまり、「車だから大丈夫」は危険な考え方です。
千葉県も大雨の際には、
豪雨の際、道路に水が溜まっていると、
「前の車も走っているから大丈夫」
「SUVだから大丈夫」
「少しだけなら通れる」
と考えてしまうことがあります。
しかし、道路の水深は見た目だけでは判断できません。
道路の一部が深くなっていたり、マンホールの蓋が外れていたり、路肩が崩れていたりする可能性もあります。
また、車が水に浸かることでエンジンやモーター、
大切なのは「通れるかどうか」ではなく「通らない」判断をすること。
大雨が予想される場合は、
では、普段から車に何を準備しておけばいいのでしょうか?
おすすめしたいのが以下のような防災用品です。
災害時には水の確保が重要です。
車内にペットボトルの水などを準備しておくと安心です。
ただし、夏場の車内は非常に高温になるため、
保存期間の長い食品や、
災害直後はコンビニやスーパーなどで商品が手に入りにくくなるこ
スマートフォンは災害時の情報収集や家族との連絡に欠かせません
車のUSBポートやシガーソケットから充電できる環境も確認して
夜間に停電や事故が発生した場合、
できれば車内用と持ち運び用の両方を準備しておくと安心です。
水没などによってドアや窓が開かなくなった場合に備え、
国土交通省も、
災害時には、
軍手やタオルは、荷物の整理や応急的な作業にも使えるため、
災害時にはトイレが使用できなくなることもあります。
車の中に数個でも準備しておくと、いざという時に役立ちます。
車の防災対策として意外と重要なのが「燃料」です。
災害が発生するとガソリンスタンドに長い行列ができたり、
そのため「ガソリンが半分くらいになったら給油する」という習慣をつけておくと安心です。
特に遠方へ出かける前や大型台風・
近年は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(
こうした電動車は対応する給電設備や機器を使用することで災害時に電力を供給する「移動式の非常用電源」
国土交通省も過去の災害において電動車を避難所などへ派遣し、
もちろん、
購入時には、
「この車は外部給電に対応しているのか?」
「どの程度の電力を供給できるのか?」
「専用機器が必要なのか?」
などを確認しておくとよいでしょう。
防災対策で重要なのは、災害が発生してから考えるのではなく、事
例えば、
「自宅が浸水したらどこへ避難する?」
「地震で道路が通れなくなったら?」
「家族と連絡が取れなくなったら?」
「車をどこへ移動させる?」
などを家族で話し合っておきましょう。
特に水害の場合は、
大雨が予想されている場合には、ハザードマップなどを確認し、
車は非常に便利な存在です。
しかし災害時には、
「車を使うこと」より「車を使わないこと」
特に大雨や洪水が発生しているときに、
また、地震直後には道路の損傷や落下物、信号機の停止など、
災害時には最新の気象情報や自治体からの避難情報を確認し、
熊本地震と千葉豪雨。
一方は地震、もう一方は大雨と災害の種類は異なります。
しかし、どちらからも共通して学べることがあります。
それは、
「災害が起きてからではなく、起きる前に備えること」です。
車は単なる移動手段ではありません。
水や食料、スマートフォンの充電、
一方で、冠水した道路を走行したり、
だからこそ、
「車に何を積んでおくか」
だけではなく、
「災害時に車をどう使うか」
まで考えておくことが大切です。
まずは今日から、
・ガソリンの残量を確認する
・非常食や飲料水を準備する
・モバイルバッテリーを用意する
・脱出用ハンマーを確認する
・簡易トイレを準備する
・自宅周辺のハザードマップを確認する
・家族で避難場所と連絡方法を話し合う
この中からできることを一つ始めてみてはいかがでしょうか?
「災害はいつ起こるか分からない」。
だからこそ、毎日使う車を**「
大切なのは、車を「動かす準備」だけではありません。
「安全に止める」「安全に避難する」「必要な時に役立てる」。
この3つを意識することが、