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マツダの躍進を象徴するSUV、CX-5。そのラインナップの中でも、コアなファンから「理想の一台」と称されながら、市場での個体数が極めて少ない特別なモデルをご存知でしょうか。
今回ご紹介するのは、平成30年(2018年)式 マツダ CX-5 25T L Package。
走行距離わずか2.8万kmという、低年式・低走行の極上個体です。
この車両の最大のトピックは、心臓部に宿る2.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」にあります。ディーゼルの力強さとガソリンの静粛性を高次元で融合させた、大人のためのハイパフォーマンスSUVの魅力に迫ります。
2018年11月の商品改良で追加されたこの「25T」は、当時のマツダが国内向けラインナップに初めて投入したガソリンターボエンジンです。
特筆すべきは、その圧倒的なトルク特性です。
最高出力:230ps
最大トルク:420N・m
この420N・mという数値は、4.0LクラスのV8自然吸気エンジンに匹敵します。わずか2,000回転という常用域で最大トルクを発生させるため、高速道路での合流や追い越しでも、アクセルを深く踏み込む必要はありません。微かな踏み込みに対して、巨体が滑るように加速していく感覚は、欧州のプレミアムSUVにも引けを取らない余裕を感じさせます。
マツダ独自の「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」技術により、ターボ特有のタイムラグを徹底的に排除。NA(自然吸気)エンジンのようなリニアなレスポンスと、ターボならではの伸びやかな加速を両立しています。これは、ストップ&ゴーの多い日本の都市部でも、ストレスフリーなドライビングを約束するスペックです。
マツダの「L Package」は、単なる上級グレードではありません。それは、素材選びから仕立てに至るまで、日本の美意識が注ぎ込まれた「クラフトマンシップ」の結晶です。
室内には、質感の高い本革シートが鎮座。本車両は禁煙車であり、前オーナーの深い愛情が感じられるコンディションを維持しています。さらに、この年式の改良モデルから、エアコンの操作パネルやスイッチ類の質感が向上しており、指先に伝わる感触まで高級感に溢れています。
本車両には、世界的な音響メーカーBOSE社との共同開発によるサウンドシステムが搭載されています。CX-5の静粛性の高いキャビンをリスニングルームへと変え、全10スピーカーが奏でる奥行きのある音像は、長距離ドライブを至福の移動時間へと昇華させます。
高級車に求められるのは、速さや美しさだけではありません。ドライバーと乗員を守り抜く「信頼」こそが重要です。
360°ビュー・モニター: 狭い路地や駐車時でも、大型ディスプレイで周囲を完全に把握。
アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH): 対向車を眩惑させず、夜間の視界を最大限に確保。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC): 全車速追従機能により、渋滞時の疲労を劇的に軽減。
この年式から搭載された「GVC Plus」は、ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させ、さらにブレーキによる姿勢制御を加えることで、意のままのコーナリングを実現します。SUV特有の揺れを抑え、同乗者が酔いにくい滑らかな乗り心地を提供します。
中古車市場において、CX-5の多くはクリーンディーゼル(XD)モデルです。もちろんディーゼルも優秀ですが、以下の理由から、この25T L Packageは非常に希少価値が高いと言えます。
静粛性の次元が違う: アイドリング時や加速時のノイズは、ガソリンターボならではの静けさ。
メンテナンスのシンプルさ: 長距離を走らない環境でも、ディーゼル特有の煤(すす)詰まりを気にせず、ガソリン車としての軽快な維持が可能です。
希少性: 25Tは販売期間が短く、中古車市場に出回る数は限られています。
特に本車両のような、走行距離3万km未満という個体は、まさに「新車の面影を残した中古車」として、一生モノの相棒になり得るポテンシャルを秘めています。
| 項目 | 内容 |
| 車種 | マツダ CX-5 2.5 25T Lパッケージ |
| 年式 | 平成30年(2018年) |
| 走行距離 | 2.8万km |
| 排気量 | 2500cc (ガソリンターボ) |
| 全長×全幅×全高 | 4545 × 1840 × 1690 (mm) |
| 修復歴 | 無 |
| 車検 | 令和9年11月まで |
| 主要装備 | BOSE、360°カメラ、パワーバックドア、全席シートヒーター、ドライブレコーダー |
このCX-5 25T L Packageは、単なる移動手段ではありません。アクセルを踏み込んだ瞬間の高揚感、BOSEから流れる旋律、そしてマツダのアイコンである美しい「エターナルブルーマイカ(青)」のボディライン。そのすべてが、所有する喜びを満たしてくれます。
低走行で、これほど条件の揃ったガソリンターボモデルに出会える機会は、今後さらに少なくなっていくでしょう。
「力強い走りを、最も静かで贅沢な空間で楽しみたい」
そんな欲張りな願いを叶える一台。ぜひ、そのハンドルを握り、マツダが到達したひとつの完成形を体感してください。